ヤドキング: 寒そうとか言いながら 着てく服でも選んでんの?
ヤドキング: もしも足りなくなっても セーターの替えはあるよ
「…結構、いっぱいある」
ヤドキング: たぶん僕が思う以上に この自然ってトクベツなのかも
ヤドキング: ちょっとだいぶ離れてるけど 興味あれば来てみれば?
ヤドキング: 白夜になることがない キミが住んでる場所には
ヤドキング: iこっちのガイドブックが あんまりないらしいけど
ヤドキング: 氷河と火山と、あとは 滝もすごいって言われる
「…なんか、吹き出すやつとか」
ヤドキング: 世界遺産の国立公園 神秘的な氷の洞窟
ヤドキング: 黒い砂浜 青い温泉 見たいなら連れてくけど
ヤドラン: お、ヤドキングかい?
ヤドキング: 何?今日は誕生日じゃないけど
ヤドラン: おめぇんとこの道路、妖精のために工事やめたっつってな
ヤドキング: うん…だから?…なに?
ヤドラン: ん、いー話だなーと思ってな。
ヤドキング: え、それだけ?
ヤドラン: ん じゃな
ヤドキング: 何今の電話、意味分かんない
ヤドキング: 岩も山もそのままでいい 変わればいいってもんでもないし
ヤドキング: なんかそれでこその風景 興味あれば来てみれば?
ヤドキング: はるか遠くオーロラ越えて 明日もヤドランがやってくる
ヤドキング: 案内なんて聞けばわかるよ 気が向けば連れてくけど…
「何、期待してんの?」
No comments:
Post a Comment